こんにちは、kurakeです。
突然ですが、私は生理痛がひどい方ではありません。(多分)
2日目にお腹がドクドクと痛み出しますが、カイロを腹に貼り薬を飲んでじっとしていれば収まります。
※イブやバファリンは私の痛みには効かないので、病院でもらったロキソニンを飲んでいます。
ただし!ストレスにさらされた月の生理はいつもより症状が重いのです…
ちょうど先日、死ぬかと思うようなひどい生理痛を経験したのでその体験談と、なぜそうなったのかという(素人の)予想を、信用できるサイトや論文から推察していきます。
それによって今後の対策ができますようにとの思いを込めます。
この1ヶ月のストレスが半端なかった
体の緊張や腹痛が治っていたので油断した
強いストレスを感じた後に全身筋肉痛がやってくることに気づいた
ここにも書きましたが、ここ1ヶ月は引っ越しのために特に強いストレスにさらされていました。
生理が来たときにはもう、ストレスによる身体中の異変は治っていたので油断して生理2日目に遠出してしまいました。
どうしようもない腹痛と吐き気と嘔吐
外を散策してから、バスに乗って20分ほど先のレストランへ出かけたのですが、この日は肌寒く、バスに乗る前あたりから体が冷え始め、疲れを感じていました。
レストランに着く頃には、体が全力で暖かい飲み物を欲していました。
ところが暖かい飲み物、この時はチャイを頼んだのですが、それを飲んでから体調が急激に悪化…。
チャイの濃い香りと味が引き金になって、気分が悪くなってしまったのです…。
薬?早い段階で飲みました!でも今回は終始存在感のかけらもなかったな…。
リズミカルに強く腹を蹴られているかのような腹の痛み、絶えず込み上げてくる吐き気…
そして最悪なことに広いレストランなのにトイレが2つしかないっていう心理的プレッシャーも加わりました。
悪いものを食べたのではなく、胃が七転八倒してる?
3回以上トイレに駆け込み、嘔吐してしまったのですが、気づいたことが。
朝悪いものを食べたのかなと思っていたのですが、出て来たのは胃液ばかり。
つまりもう朝ごはんは消化されており、この時点ではただ胃がはちゃめちゃに動いているということでしょうか?
痛すぎるし、どこでも吐いてしまいそうだし、しんどすぎて逆に帰ることも出来ない…
ストレスによるものだって分かっているから救急車も呼びたくない。
こんなどうしようもない状況にかつて出会っただろうか。
夫がそばにいてくれたのですが、もう誰かがいてもいなくても関係ないわっていうレベルで痛い。
最後にたくさん胃液を吐き出したところで幾分か痛みが治まり、タクシーで帰ることに成功しました。
こうしていればよかったのかも…
ここからは自分を振り返り、こうしておけばよかったのでは?と思う点を挙げていきます。
そもそもストレスを溜めない
無理
生理2日目に出かけない
”生理の2日目だと分かっていたら、真冬に外歩きなんかするなよ”っていうことだね!
”お前いつも生理2日目が一番しんどいって分かってるだろ?”って聞こえてくるね!
でも仕事とかだったら「生理なので休みます」っていつも言えるわけではないからね!
うん、確かにこの日は日曜日だったからやめとくべきだったわね⭐️
寒さ対策が不十分過ぎた=慌てて出かけた
ほんと調子に乗っているとしか思えないのですが、
この日はヒートテックを着忘れ、カイロも持参しないという大失態を犯していました。
これは突然夫が今すぐ出かけようと言ったためで、あいつが悪い 今後はいくらすぐ準備できそうでも、とりあえず「準備するからあと30分待って」と言おうと思いました。
慌てて出かけるとロクなことないですよね。
生理レスキューセットを作ってみる案
あとは、こんな風に生理になった時用のグッズをまとめておいて、とりあえず生理になったら出かける前にそこ物を持っていくうようにしておくこともできますね。
今は「薬はあそこ、防寒具はそこに…」ってバラバラになっているから困ります。
ビニル袋はどうしてもトイレ以外のところで吐いてしまうときのためのお守り的な要素です。
タオルは吐いてなくてもベンチに横になる時など、持っていると使いどきがあると思います。
カイロはマスト!神だから。カイロさえあればなんとかなったこと多いから。
生理の日はいつも以上に休憩を入れる=自分の体調優先する
午前9時から12時までバスに乗るまで、寒空の下をほぼ歩きっぱなしだったんですよね。
もうすぐご飯だからとか、一緒にいる相手がコーヒー飲まないから、とか変な気遣いをせずに
「疲れたから今からカフェでだらんとします、反論は認めません」って言えばよかった。
私はすぐ変な気を遣ってしまうからか、よく誰かといるときに生理で倒れます。笑
もう生理の日は誰とも会わないで家に閉じこもって楽しいことしていた方がいいんじゃないか。
そうすれば誰にも迷惑かけないし自分も楽じゃん。
この痛みはプロスタグランジンのせいか?
もうこんな死ぬほどの思いはしたくないと思い、原因を調べてみました。
生理時の吐き気やストレスというワードに引っかかってくるのがプロスタグランジン。
(キュレーションサイトや医師ではない個人様のサイトの情報は参考にしていません)
プロスタグランジンは子宮のついでに胃も動かしちゃう
生理中、生理痛だけでなく吐き気に襲われたことはありませんか?
その最たる原因が、「プロスタグランジン」という物質です。〜(中略)〜このプロスタグランジンは、子宮に加えて胃を収縮させる作用もあるため、過剰に分泌されると胃の不快感=吐き気となって現れるのです。
ふむふむ、あの吐き気はプロスタグランジンのせいかもしれない…
子宮だけでも痛いのに「ごめ〜ん。胃も動いちゃった!テヘ!」みたいな感じなのだろうか…(許しはしない)
一応言うと、プロスタグランジンは経血の排出がスムーズになるようにサポートしてくれているらしいです。
でもその働きが過剰になると「痛い痛いもういいもういいからっ!」ってなっちゃうみたい。
さらに
プロスタグランジン
「プロスタグランジン」はホルモンに似た物質で、子宮を収縮させ、子宮への血流を減少させ、子宮内の神経を痛みに敏感にさせる作用があります。
ちょ、子宮&胃を収縮させて痛みを発生させた挙句、痛みを強く感じるようにさせるだなんて、凶悪じゃん!
プロスタグランジン凶悪すぎるううう!!!!!
では、このプロスタグランジンが私の体の中に現れていたと仮定して、なぜ今回に限って私の体の中で暴走したのでしょうか?
(※私は、普段の生理痛で嘔吐どころか吐き気を感じることもありません)
ストレスにさらされていると、プロスタグランジンが多くなる?
うつ病の末梢血中でサイトカインやプロスタグランジン(PG),急性期タンパク質など炎症関連分子の上昇が見られる
田中 昂平,古屋敷智之「ストレスにおけるプロスタグランジン系の役割と抗うつ薬創薬における意義」『日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)139』日本薬理学会,2012,152
さらにこの論文では、プロスタグランジンの合成を阻害する薬でうつ病の治療効果が増強されたことも言及しています。
つまりプロスタグランジンはストレスが溜まっているときにやってくるし、プロスタグランジンがなければストレスも軽くなる…ってことかな?(もちろんこれは素人の妄想の域を出ません!)
とにかく生理中の吐き気や嘔吐にはプロスタグランジンが関係してるかもってことは分かりました。
生理中(ver.ストレスフル)の吐き気への対処法は
ありました!
エルペインコーワという薬の公式サイトに、はっきりと
- 「痛みのもと」となるプロスタグランジン(以下PG)の過剰な産生を抑制し、
ブチルスコポラミン臭化物が子宮・腸管の過度な収縮を抑えます。
って書いてありました!ここまではっきり言ってもらえるとホッとします。
生理セットの中にこの薬も入れとかなきゃ、ですね。
ストレスを溜めないのは絶対に無理だし、一生付き合っていく生理痛だからこそ、薬もいろいろ試してみたほうがいいのかもしれないことに今回気づけました…!
そして…行動を制限するのは嫌だけど、生理の日はもう無理しません・・。