こんにちは!
わたしの自律神経が原因で起こった症状はいろいろとありますが、キツい順に順位をつけるとすれば、一番は左下腹部の腹痛です。
この腹痛がピタッと止んだ話と、それまでに何をしてきたのかということをこの記事で書きます。
自分ではコントロールできない左下腹部の激痛
約3年前、ドクン、ドクンという拍動を伴った鋭い痛みで、まるでお腹の中で誰かが全力で足踏みをしているような感覚を抱くようになりました。
冷や汗は止まらないし横になっても全然痛みは和らぐことがないような強い痛みでした。
痛くなりすぎて仕事中に昼休みに泣きながら病院に駆け込んだこともあります。
胃も腸も内視鏡で検査してもらったし、婦人科系の検査も受けたのですが、どちらも全く異常なしという結果に…
きっと大腸も体のどこかがヤバイってことを必死で訴えていたのだと思うけど、全然わからんwww日本語喋ってくれwww
参考記事
病院に一年以上通っていた
大腸の警告という名の善意はわたしに伝わらず、だんだん大腸にわたしが合わせる感じの生活になってしまいました。
大腸が痛いときは私は仕事も趣味も全てやめてベッドに入るしかありませんでした。
自分ではどうにもできないレベルのこの腹痛が日常的にあったので、消化器科に一年以上通いました。
病院では対症療法で薬が出され、その薬を飲んでいる時だけは痛みが和らぎました(薬を飲んでいても痛くなることは普通にあった)
正直、原因はストレスですとか言ってくるし(じゃあ一生このままだわ!バーカって思ってた)病院に通っていても根本的に治らないのは途中で気づきました。
でも薬があると多少腹痛が収まるし、その病院では毎回レントゲンを撮ってもらえたのです。
少なくとも視覚的に今何が起こっているか(便秘がある、とかガスが溜まっているとか)はわかったのが多少の安心感に繋がりました。
まあ結局全然治らなかったし「ストレス」で片付けるから、そのお医者さんに対しては信頼はなくなってしまったのだけど…
ちなみに、冒頭で述べたように一番辛い症状は左下腹部の拍動を伴った激痛ですが、他にも様々な症状がありました。
・お腹は空くのにいつも腹部の膨満感がある
・寝起きは気持ち悪い
・食べるとすぐにトイレに行きたくなる(直腸性便秘?)
・常にお腹がゴロゴロ鳴っている
・ガスが頻繁に出るしお腹も張っている
病院でお医者さんに言われたこと
そんなわたしが病院で診察を重ねて、レントゲンや触診、血液検査などを経てお医者さんに言われたことは以下の通り。
・腸が過敏に動いている(胃ではない)
・便秘気味
・腸が下垂している
・私のお腹はストレスに弱い
・腸が痙攣している
口頭では告げられませんでしたが、カルテには過敏性腸症候群と書かれていました。
過敏性腸症候群のことを調べまくるも、「原因はよくわかっていない」「日本人はたくさんの人がこの病気に悩まされているけど治療方法はない」という絶望的な事実がわかり、私も絶望しました。
ちなみに腸が下垂している原因は、①うまれつきそういう腸だった場合と②腹筋が衰えてそういう形になってしまった場合とがあるようです。
最近読んだのですが、腸の下垂については以下の文献がわかりやすかったです。
日本人のほとんどが腸がねじれたり下垂しているせいで過敏性腸症候群になるようです…
腹痛は自律神経が狂ったせい?
引っ越したこともあり一旦病院に通うのはやめて、痛くなったらカイロで温めるという原始的な方法を取っていました…。
この激痛腹痛歴が3年目に入ろうとした時、「このままでは一生苦しむぞ…」と思った私は別の可能性を疑い始めました。
そして、自律神経で腹痛が引き起こされると知ったのです。
また、首の筋肉が凝ることで自律神経が狂うことも知りました。
そうしてわたしは首こり専門の病院+低周波治療と鍼灸院に通うことにしたのですが、3ヶ月程経っても腹痛は治りませんでした。
厳密にいうと、一時期「治った…?」と思ったらまたドッカーンと痛みが続くようになってしまったのです。
せっかく調子良くなってきたと思ったのに、旅行先のホテルで深夜に激痛で目覚めるなんて出来事もあり、絶望的でした。
首の治療が効いていないことはないと思いますが、首じゃないところにもっと直接的な原因があるのかも?と思うようになりました。
腹痛を治すためにやってみたこと
ここまでに腹痛を治すために試した方法をまとめてみました。
・消化器科への通院と服薬
・有酸素運動(ジョギングとウォーキング)
・ヨガ(週一)
・カイロで温める
・低周波と鍼灸で首のコリを和らげる
まだ試していないで思いつくことといえば、腸内環境を整えることでした。
45錠入りのビオフェルミンから開始
ビオフェルミンが消化器官の不調に効くということは知っていましたが、メジャーすぎて逆に手をつけていませんでした。
瓶を買って効かなかったら無駄になるし…とおもい、まずは45錠入りのビオフェルミンから試すことにしました。
45錠で500円しないくらいの値段でした。
大人だと一回あたり3錠を服用するのですが、3錠ずつ小さな袋に個包装されているので、外出時にすごく便利でした。
成分はピコスルファートナトリウム水和物、ビフィズス菌、ラクトミン(乳酸菌)と書かれています。
※腹痛のことしか頭になくて、ビオフェルミンは写真を撮るのを忘れていました。
45錠ということは3で割ると15回分です。
でもね!たった15日分なのですが、これを飲み始めた途端!!うそのように腹痛の頻度が少なくなったのです…。
本当に私の腸内環境が悪かったのか、元凶は自律神経だけどとりあえず腸内環境の向上によって持ちこたえているのかはわかりませんが、腸がドクドクドクと痙攣し痛みが襲ってくることが本当に減ったのです。
以前の腹痛の頻度を10とすると、4以下の頻度まで下がりました。
もう毎日飲むことはなく、「ちょっとお腹の調子悪いかも」というときだけの服用で済むようになりました。
ヤクルトBL整腸薬S錠にも挑戦
だいぶお腹の痛みが治まってきたとはいえ、またすぐに再発するに違いない…!と思っており、ビオフェルミンを飲みきった後にも、後継の腸内環境を整える系整腸薬の必要性を感じていました。
ビオフェルミンには申し訳ないのですが、とりあえず腸内環境を整える効能があるものを…とおもい、出先でたまたま出会ったヤクルトBL整腸薬S錠を後継に任命しました。
一回3錠服用、108錠入りでした。36回分飲めますね。
1000円ちょっとで購入しました。
成分はビフィズス菌、カゼイ菌、カルニチン塩化物ということで、名前だけ見るとビオフェルミンとは違う様子…
ビオフェルミンと違ってこれのいいところは、水なしで噛んで服用できることです。
いちご味の小さなラムネというかんじ。
何日か飲んでいまでは残り3回分くらいになっていますが、こっちでも問題ありませんでした。
たまに食べすぎたり冷たいものを飲みすぎると腹痛が起こることはありますが、以前のように日常的に痛むということはもうなくなりました。
もっと早く試せばよかった…
ちなみに、腹痛以外の上の方で書いていた症状もすっかり治りました!
・お腹は空くのにいつも腹部の膨満感がある
・寝起きは気持ち悪い
・食べるとすぐにトイレに行きたくなる(直腸性便秘?)
・常にお腹がゴロゴロ鳴っている
・ガスが頻繁に出るしお腹も張っている
「そう!これが日常なのよ!今まで逆転してたけどおぉぉぉ」って叫びたい気分。
まあ今までは食べすぎた時も冷たいものを摂取しすぎた時もなんともなかったから、まだ多少は弱っているのかもしれませんが、自分でもそこんところは気をつけるようになりました!
言い方がかなり悪いですが、「ストレス」の一言で済ませる医者なんかに頼るよりはさっさと腸内環境を改善する菌たちを摂取していればよかったです…。
初期の頃にすでに「ストレスが原因」しか言われなくなっていたのに…お金と時間が勿体無い…。
ちなみに…不思議なことにビフィズス菌入りのヨーグルトを食べているときは全然治りませんでした(むしろ悪化した)!
調べてみると、江田クリニックの江田先生が提唱している「低FODMAP食」では、過敏性腸症候群の人は発酵食品は控えた方が良いのだそうです。(驚き)
低FODMAP食も意識しながら、このお腹の調子を維持していけたら嬉しいです。
追記(2018/12/25)
追記(2021/09/23)
コロナを機に慢性的な腹痛が復活し、IBS専門機関で治療中です。